フジミ
1985鈴鹿8時間耐久レース
資生堂テック21レーシングチーム
YAMAHA FZR750
製作記
参考書
完成見本
2011.9.22
1985鈴鹿8時間耐久レース
資生堂テック21レーシングチーム
YAMAHA FZR750製作記スタート。
まずはインスト通り、エンジンから。
カムシャフト両端のカマボコ型の部分は、プラ板を半円に切り出して、貼り付けてごまかします。
キャブはファンネルが無いので、適当なプラパイプを電動ドリルにくわえて削り出します。
6個ほど挽いてカタチの揃ったモノを使います。
メタルックを細切りして貼り付けます。
クランクケース・シリンダー・ヘッド・ヘッドカバーをエアブラシで塗装します。
もちろんフリーハンドです。テキトウ&テキトウ。
矢印の部分には大きめのリベットを差し込みます。
クラッチのボルトは面倒です。
アルマイト風の塗装はAMCクリアーを着色して使っています。
エナメルよりも乾きが早いので。
まず青を塗って乾かし、赤の部分にシルバーを塗って最後に赤を塗りました。
ラジエターホースはメッシュホースに置き換えました。
クロームシルバーをメッシュの目が消えるほどベタベタに塗りました。
断熱材を被せた感じになったでしょうか・・・。
なかなかイイ感じにできました。
あとはT2Mの燃料ホースを張り巡らせましょう。
次、フレームです。
レーシングスタンドの内側にパテ盛ってる途中
バイク仲間のTさんが差し入れ持って遊びに来ました。
処理が面倒なのでスタンド以外には手を出さないつもりでしたが、
だべってる間に、ついついフレームの内側まで・・・。
やはり塞がってるところは塞がってたほうがスッキリですね。
Mrドごちでした。
Rサスを組み立てます。
○の部分はシャフトと同じ太さまで削り込み上部のパーツにパチンと差し込めるようにします。
スプリングの テンションがけっこうきついので 両端を削ります。
ここを削ると見た目も良くなりますね。
※ダンパーのサブタンクは、いかにもボンベって感じの形状なので
太いめのランナーを削ってそれっぽく作り替えます。
サス完成。
チェーンはいったん接着し、コマとコマの間を肉抜きしてシャープにします。
出来上がったらスイングアームに取付できるように 前側で切り離します。
※ コマの内側を彫るのに使ったリューターのビットは写真のものです。
セットで1600円・販売中です。
チェーンのつなぎ目はこの位置に変えてます。
最後は金属線を刺してつなぎます。
※スプロケの凸ピンは組立の邪魔になるので短かく切り飛ばしてます。
次は、フレームやマフラーの塗装です。
インストではメッキシルバーの指示が多いですが
クロームシルバーの方が白っぽくて軽い感じだし、アルミに近い気がします。
どうしよう・・・。
塗装は後回しにして
カウルがカンタンに脱着できるように加工します。
これで大丈夫でしょう。
テック21の専用色・・・。
けっこう色味が違いますね。
フィニッシャーズの色は実車に合わされ
ガイアノーツの色はキットの成型色に合わされているんだとか・・・。
個人的にはガイアの方が好きだし、それっぽい気がしますが
正解はフィニッシャーズ?
塗り重ねると微妙に色味が変わりそうだし
さて、どっち使いましょう?
上:ガイア
下:フィニッシャーズ
画面ではこの色の差、わからないかな。
アルミ缶にクレオスのいろんなシルバーを塗って比較。
メッキシルバー | 光沢はいいけど、やっぱ黒い。クリア吹くと艶が落ちる。 (写真は乾く前にマスキングしたため表面が荒れています。) |
クロームシルバー | 光沢はまあまあ。色はアルミに近い。クリアOK。 |
クロームシルバー+白クリアー | クリアに白塗料の上澄みを混ぜコーティング。 |
スーパーファインシルバー | 艶と粒子がクロームシルバーより粗い。 |
※下地は全てGX黒 |
クリアに白を混ぜるなんて誰もやらんだろうから、ちょっと試してみました。
バフで鏡面処理されたアルミが経年変化で白っぽく見える・・・・
に見えませんか?
すでにフレームやスイングアーム等この方法で塗装しました。
フロントのディスクローターとタイヤ。
タイヤのヒケ、酷いな。
ミシュランのデカールはクリア部分をできるだけカットして貼り付けます。
水分が飛んだら フラットスモークを吹きます。
フロント周りの製作。
ハンドルをトップブリッジから切り離します。
角度を決めて接着します。
凸凹はプラ板巻いてキレイにします。
タイヤにデカールを貼りました。
クリア部分を切り取ったとはいえ、このままでは・・・。
ホイールをマスキングして
艶消しスモークを吹いてテカリをおさえておきます。
どうでしょう?
タイヤができたので
車体に組み込みます。
エンジンのマウントにはアドラーズのボルトを刺しておきます。
エンジンが載って、タイヤが付けば・・・。
おおおFZR750です。
うちの資料見てる方はお気づきだと思いますが
アンダーカウル後端にはダクトがあり、
アッパーカウル右下にはリフレクターが付いてます。
(レストア車はフレームにあります)
1985鈴鹿8時間耐久レース
資生堂テック21レーシングチーム
YAMAHA FZR750製作記 その3-2
アンダーカウルにダクトを追加。
外装を塗装します。
塗料はガイアノーツです。
フィニッシャーズより軽めの色で、少しムラサキっぽい感じです。
マスキングして濃い方の色を塗装しました。
完成見本と比べてみます。
ここまで違うか?
デカール貼ります。
ゼッケンサークルの凹部分はマスキングして黒く塗っておいて正解でした。
このデカールはクリアが分厚く硬めです。
クリアデカールに蛍光レッドを吹いて
シートカウルエンドのデカールを作ります。
かんぺき。
ゼッケンベースは、クリアを吹いて研ぎだしたあとで、半艶クリアを吹いて光沢を抑えます。
お次はフロントカウルです。
↑当時の写真。↓レストア車の写真
ナックルの後ろの「FZR」 の傾き方が違ってます。
気にするほどのことではないんだけど、Tさんから「デカールを作って」って言われ、
デカールの版下データ作成したN氏よりデータもらって印刷。
高いで!
使うの1枚だから、↑ 欲しい方には差し上げます。
お買い物のついでに「FZRのデカールも欲しい」って書いてください。
注)デカールだけの注文は不可!
FZRのロゴよりもカウルの形状の方が気になるんだけど。
ダクトのカバー部両サイドを後退させ
ダクトカバーをもう少し小さく見せます。
※黄色い線が元のライン。
思ったほど効果なかったですね。
でも、だんだんかわいく見えてきました。
スクリーンは、バキュームパーツに置き換えます。
スクリーンの前側の黒いところを艶消し黒で塗装しました。
ナックルとスクリーンのリベットはT2Mの1046を打ち込みます。
ゼッケンベースの艶消し黒はどうしましょう?
アオシマのトレノで余ったリフレクターを貼り付けます。
うちのバキュームスクリーンお買い上げの方へ。 ガイドの位置が中途半端なので、この写真を参考に切り取ってください。
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最後は、やっつけになっちゃったけど、車体は完成。