ロッシ人形製作記


スゴイパーツ構成です。


意外にアナログチックなパーツ・・・。

接着には瞬着使った方が良いみたいです。


ボディは分割ライン消す前に、車体に載せて仮組します。


人形のメットにデカールを貼ってみます。
番号順に貼りましょう。
もしものことを考えて、マークソフターは使わず水のみで貼ります。


カンペキにシンメトリーになってま〜す。
全面デカールなので、ちょっと神経つかいましたがさすがタミヤ。


車体も一気にやっつけましょう。
メッキ調のパーツは一気にスーパーミラーで処理します。


新型エンジンが良くできています。
オイルレベルの窓とかクラッチのロゴとかのデカール表現も見事。
これだけ複雑なパーツ構成なのに、ますます作りやすくなってる・・・さすが!


外装パーツは瞬着で接着後、800番のペーパー当ててサフレスで白+パールホワイトまで塗装。


キットのマスキングシートを切り出してマスキングします。
色の境目はあとからデカールを貼ればきれいになるので
神経質にならなくても大丈夫。


M1のブルーは、ドンぴしゃな塗料が無かったので自作します。
写真から判断するとCMYKの割合はシアンが100%マゼンタが90%くらい。
実車を見た印象ではパープルっぽい感じだったので50:50で調色します。
作った色をそのまま塗り重ねたら黒になってしまうので、
様子を見ながら薄く塗り重ねていきます。


これくらいの感じかな・・・。

下地に塗ったパールホワイトの影響で、もう少しはラメの感じが出るかと思ったんだけど・・。
ブルーパール混ぜた方が良かったなぁ。 まあラメラメも嫌だし、このままいきます。


ちょっと濃い感じですが、明るくし過ぎると
デカールの青との差がきつくなるので、わざと濃いめにしておきました。
指定色塗った方が良かったかな・・・。


悩んでいてもしかたないので、デカールを貼ります。


シートカウルの青はデカールが用意されていましたが、
ここだけ色味が変わるのヘンだし 塗り分けました。


実車!!


人形に戻ります。
パーツの隙間をポリパテで埋めたり削ったり・・・。
削った方がいいのか、残した方がいいのかわからないモールドもあるんだけど、一度作ってみないとわかりません。
今回は試作ということにして、
タミヤの白サフをたっぷり吹いてよく乾かします。

グローブはパーティングラインを消した後、
ささくれ立った表面にラッカーシンナーを筆塗りして
滑らかにしておきます。
サフは吹かず、いきなりイエローを筆塗り。

イエローはデカールの色に合わせて
イエロー+蛍光イエロー+白でブレンド。
筆で2〜3回塗り重ねます。


イエローが塗れたら、デカールを貼って、それをガイドに塗り分けていきます。
ブルーは、クレオス#5ブルー+のコバルトブルー+インディブルー+スカイブルーなどをブレンド。
1・2回塗っただけでは青くならないので何度も塗り重ねます。


顔は雰囲気で・・・。


資料は箱の写真です。


ロッシ?


ヘルメットを被せます。
せっかくだから、捨てバイザーもつけましょう。
市販デカールの袋を切り出して、両端を蛍光イエローに塗って貼ります。

アゴ紐はラリーカー用のシートベルトです。


スーツには、クリアにクレオスの「艶消しフラットベースなめらかスムース」を混ぜたものを吹いて艶をおさえます。
で、 完成です。



車体は全くの素組。
ホースを0.5ミリと0.3ミリの黒カラーゴムに換えたくらいです。
カーボンの表現も、今回はストッキング塗装です。


外装パーツを研ぎ出します。


展示用の台座を用意します。
食玩バイクのモノです。
もう少し小さくてもよかったんだけど・・・。


カウルを取付、ファスナー用のデカールを貼って車体は完成です。


Fフォークのインナーパイプはノーマル仕様で、Rサスは短いものを取り付けているので
リアの車高が下がっています。


人形を乗せます。
ハンドルにグローブを差し込み、手首のダボを押し込むだけです。
コレだけです。


おおおおぉ、ロッシじゃ〜
キット付属の台に取り付ければ、ヒザの下にある支えが無くても展示できます。



某世界チャンピオンやSRS鈴鹿レーシングスクールの先生に言わせると
「この深いバンク角でヒザが地面を擦ってないはヘン」
「ロッシはもっとマシンのセンターに体重をのっけてる」
「ワキが開きすぎ」・・・
とアドバイスいただきました。
がっ!!
何と言われようが、何処をどう見たって
ロッシです!!!!!


ちょっとFタイヤが外向いて違和感ありますが、このままでOK。


娘に「転んでんの?」なんて言われましたが、心配ご無用。


ちゃんと台座に乗せてやりますから。


リアのナットは少し傾け、オフセットさせて瞬着。
ホイールは回らないようにロックさせて・・・。


ほらね。


バイクってバランスさえとれてれば、ビス1本でこんな展示もできますよ。

素晴らしいプラモデルとおいしい地ウイスキー・・・。
ウイスキーは関係ないか
タミヤさん最高の時間をありがとう!!
1本空いちゃったね〜。


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ファスナー用のデカールの代わりに
トップスタジオのエッチングシールがおすすめです。

完成写 真はコチラ