各パーツを切り出し、接着できるものは接着し
パーティングラインや接着面をヤスッていきます。
ある程度削れたらシャバシャバのサフを吹きます。
このサフは傷隠しというより、削り残しを見つけるチェックのために吹きます。
けっこうあります。
文句の付けようのない素晴らしいキットなんですが
唯一、アンダーカウルのダボだけは修正させてください。
表面処理が終わったら青を吹きます。
色味はスクリーンに貼るデカールに合わせて
クレオスのコバルトブルー+インディ−ブル−+色の元シアン+マゼンタで混色。
きっちり合わせないと境目が目立ちます。
※↑"実車"はステッカーではなく、ボカシ塗装なので、デカールを使わない方がリアルなんだけど・・・。
クラッチ用のダクト凹部にかかるロゴは一発で貼れないので、
その部分は押し付けないで、そのまま乾燥させ、
パリパリになってからカッターで切り込みを入れて貼ります。
隙間はタッチアップ。
サフレスで塗装してるので青はすぐに乾きます。
乾いたらさっさとデカールを貼ってクリア吹きます。
タバコデカールが待ち遠しい。
エンジンはインスト通りに進めます。
フレームは、クロームシルバー。
スイングアームのデカールもクリア吹いて研ぎ出します。
ラジエターとエアボックス
ダクトの下に貼る四角形のデカールは
クリアを吹いて剥がれないようにして四隅をマスキングしてぼかしました。
それっぽくなったかな。
ケブラーの表現はネットを被せて少し濃いめの色を吹いてます。
フロント周り。
インナーパイプの表現は鉄板のミラーフィニッシュ!
スタンドのタイヤにホイールのモールドがないのでちょっと塗りにくいです。
スタンドにはちょっと拘りあるので・・・(笑)
組んだら気にならないかな。
スイングアームを研ぎ出せたら組み立てます。
仮組。
パイピング。
付属のチューブは使わず、カラーゴム黒の0.8・0.5・03mm をいも付け。
プラグコードは0.5でしたね。まいいや。
カウルの塗装に戻ります。
デカールのカーボンパターンは目が粗いので
マスキングしてスモークを吹き付けて模様が目立たないようにします。
アンダーカウルの分割ラインは、デカールが回り込まないので下地の色がわずかですが見えちゃいます。
ダンロップのデカールをマスキングして
下地が見えているところに蛍光イエローをエアブラシで吹き付けタッチアップ。
スクリーンをマスキングして塗装します。
塗料の食い付きを良くするために塗装する部分にペーパーあてておきます。
塗り終わったスクリーンはカウルにがっちり接着し、
カウルとスクリーンの隙間に青の塗料を流し込んで面一にします。
今回はスクリーンの透明部分をマスキングして74のデカールを分割しないで 研ぎだします。
それじゃまるでアオシマのロスマンズでは?(^_^;)
冗談です。
きたぁ〜。
国内最高レベルのデカールだけのことはあります。キレイに刷り上がってます。
さっさとクリア吹きましょう。
チャンバーを作ります。
サイレンサーは何も考えないでケブラーパターンのデカールを貼りましたが
実写はご覧の通りドライカーボン!
ガーン。
説明書にはちゃんとトライツールTFシリーズの
●カーボンケブラーフィニッシュ(平織)
を貼るようになってました。
ぜっかくなので、スモークを吹いて黒くしましょう。
チャンバーの真ん中の2箇所のシルバーのラインはメタルックの細切り。
サイレンサーはテカリすぎなので、あとで半艶消しクリア吹きましょう。
シートパッド。
スモークにフラットベースの粗めを混ぜて吹くとスポンジに見えます。
シートカウル完成記念「パチッ」
ラジエターのリザーバーホースの再現ですが、今回は0.5mmの透明カラーゴムを使いました。
上のが0.8mmカラーゴム(ピンク) 。ブレーキレバー調整用のコードのチューブに0.8を使ったので
リザーバーホースは少し細くします。
透明カラーゴムはクリアレッドを薄く溶いて筆塗りしてます。
カラーゴムは瞬着も塗装も大丈夫。
ピンバイスを使わなくてもなんとかなるのがいいですね。
取り付けます。
だんだん完成が見えてきました。
テストショット組んでからもう3カ月。あと少し。
おお、カッコイイ。
ここまで説明書に指示されてること以外でやったことと言えば
付属のチューブをカラーゴムに変えたこと。
ステアリングダンパーを可動させたこと。 それだけですよ。
ハセガワさん、このキットすごいです。
車体の作業は終了。残すはカウルの研ぎ出しです。
研ぎ出しも終了。
スクリーンの周りにリベット打ってデカールを貼れば終わりです。
もう少し。
スクリーン用デカールは、根性で透明部分を全て切り取りました。
アンダーカウルをトップスタジオの1.2mmのマイナスネジでとめて完成しました。
今まで作ったバイクの中で間違いなくTOP3です!
キット化していただいたハセガワさんありがとうございます。
こんなに偉大なライダーがいたなんて、日本人の誇りです。
大ちゃんもきっと喜んでるでしょう。