発売から10年以上経ってますが、このキットは初めて組みます。
パーツはこれだけ。
大きなパーツは一気に切り出しておきます。

一体にできるパーツは全て接着。合わせが一発で決まらないような部品には流し込み接着剤を使って"ウニウニ"ずらしながら位 置決めします。
最近のマイブーム接着剤は←コレです。

接着する前に作業した方が楽な部品は接着前に。
○の部分をカッターナイフや彫刻刀で削っていきます。
カウルで隠れそうだけど自己満足です。

インスト通り、リアまわりから始めます。

ディスクローターの穴空け。
もちろんリューターを使います。
ピンバイスは0.6ミリ。
数分で完了。

今度は、ディスクの厚みを薄くします。
ディスクタイプのビットの軸にセットして削ります。
ジャストフィット。
(パーツの穴が大きいときはセンターだしに時間がかかります)
さあ削ります。
キューン・・・
凹んだ部分もリューターを使ってパーティングラインを消します。

チェーン。
YOSHIDAさんのマネしてみたかったので、トライしてみます。
外側はなんとか彫れましたが、内側は面倒です。
チェーンケースで隠れない所だけやればよかった(;.;)


ささくれはラッカーシンナーを流して溶かしています。

インストの1番、下処理終了。
2番も終了。
3番。
フレームにマフラーの一部がモールドされています。

ここでホビーショーでゲットした0.1ミリ厚の「鋸」登場。

3往復も動かせばポロリと切り取れます。

エッチングソーじゃなくてこれは匠が作ったノコなんです!
切れ味抜群!
(切れすぎなので筋堀にはつかえません(笑))

この鋸、
プラやレジン、ポリパテの塊もザクザク切れます。
※会場では歯のピッチの細かい、金属が切れるのも売ってました。

アンダーカウルと一体化したラジエターも、2往復で切り離せます。

続いて、2品目。
「 鷹の爪ナイフ」。

このナイフ、切れ味もスゴイのですが耐久性もバツグン。力を込めれば
怖いくらい削れます。
このナイフの何が良いかって、アーチ状の
歯が、丸いパーツを加工するのにもってこいです。

あっという間に段差が消えます。
次、フロントディスクも穴あけして、厚みを薄くします。

タミヤのパーツは元から薄いので3/1くらい削ります。
削り過ぎると格好悪いので、厚めにしておきます。

次、フロントサスの加工。
タミヤお得意のパーツ分割ですね。
アンダーブラケットの穴は貫通しているのにトップブリッジは貫通していません。
塗装が面倒です。

右は、僕が製作中のHonda RS250RWのもの。
実車と同様にフォークは一本ものにしてみました。
ステムシャフトは実車と逆でトップブリッジ側に付けていますが、ブリッジ上にステムナットをキチンとモールドしています。
こんなカ所にビスなんて使わなくてもフレーム側がしっかりしていればプラで強度は充分ですよ。

話がRS250RWにそれたので、ついでに・・・。

ステムシャフトは一本でないとダメですが、スイングアームは短いビス状のパーツを両サイドから刺す方式が希望です。
スイングアームは固定するわけですから。(溝を作って垂れ角がビシッと決まる工夫を)
兎に角 ステムやビボット部にオーバースケールのビスは使わないでほしいな。

メーカーの設計の方よろしくです。

出来ることなら、フロントフォークのインナーパイプを別パーツにしてもらえると加工や塗装も楽なんだけど・・・無理?。

と、つぶやいている間に自立しました。

外装は瞬着。今回はツリロン。

強力に接着する場合はやはり瞬着。
強度はスリーボンドが優れていますが、使い勝手が良いのはツリロンかな・・・。

いつも←このノズルを付けて使用しています。
すぐ詰まるので、使うたびにちょんぎってます。
スクリーンやライトのレンズもコレです。
付けすぎなければ曇らないし。

さあ、後はどこをどう弄れば916っぽく見えるんだろ・・・。
タイヤは換えたいな。

カウルの筋堀に例のノコ使ったら一瞬で半分切れました。ホントにすごい切れ味です。

 

 

 

続く。かな?・・・。

サフをサッと吹いて研ぎの甘いところをチェック。
パーティングラインの消し忘れ発見。
素組のはずが・・・。
2回めのサフ。
ガイアのサフは明度が高いし乾きも早いので、下地のプラとサフのムラを消すのに使います。
白を2回塗装。
赤の塗装前にスクリーンの雄型作っておきます。
赤2回吹いて乾燥。
サフが少ないので、すぐに乾きます。
デカールを貼って水分が飛ぶまで乾かします。
30分くらい?

デカールのまわりからクリアを吹きます。
デカールの透明部分が溶剤で溶けて塗面に密着していきます。

少し間をおいて、デカールに気泡が入ってないとこを確認したら、全体にクリアを吹いて乾かします。

クリアが乾く間、車体を塗っていきます。

ほとんどカウルでか隠れるので、目立つところだけ、気合い入れます。

←バッテリー
黒のプラを、半透明に見えるようにごまかし塗装。

上からデカールを貼って、スモークでぼかします。

こんなもんかな・・・。

マフラーはタミヤのエナメルを使って焼けた感じを出します。
塗り分けはインスト通り。
この辺りはほとんど筆塗りです。
車体は完成。
残りのパーツはこれだけです。 


クリアが乾いたので、研ぎ出しします。

※今回使用したクリアはソフト99 の 缶 スプレーを空き瓶に吹き、溜まったクリアを薄めずブラシで吹きました。

ソフト99のクリア(原液)は2時間も待てばペーパーかけれますが、今回は12時間ほど乾燥さています。

タミヤの紙ヤスリ#1200で表面 のザラザラやデカールの段差を削っていきます。

削りカスは濡れティッシュなどで拭き取ります。

一通りペーパーあてたら、タミヤの紙ヤスリ#1500をもう一度あてます。
今度は削るというより磨く感じで。

※この上からウレタンクリアを吹く場合もあります。

最後にコンパウンドで磨けば終了です。

カウルに塩ビをバキュームしたスクリーンを取付ます。

スクリーンのフチにはキットのブレーキホースを半分に切って接着。
車体が傾いて見えるのは、レーシングスタンドのせいです。

アンダーカウルを取り付けたら完成。

やっぱ、プラモって楽しいわ。
作ってなんぼ。

次回はエンジンを載せ換えてみようかな。