フジミの2011エヴァRT 初号機製作開始。


どこから手を付けようか悩みましたが、まずはホイールから。
左がノーマル。右が修正後。
これだけ細く削ったら「バキッ」っていきそうだけど全く大丈夫。
アドバンテージのホイールはちゃんと強度計算されてますって。
いっそのこと0.3のプラ板に置き換えてやろうか・・・。

お次は、自作バキュームスクリーンを取り付けてみます。


ノーマルスクリーンは 長方形の穴にダボ差し込んで取付ますが
スクリーンの厚みの分、カウルはかなりのっぺりしています。


バキュームしたスクリーンを取り付ける場合は、かなり隙間があくので、パテを盛って修正します。
スクリーンの内側にたっぷり光硬化パテを盛ってカウルに押し当てます。
※はみ出したパテは硬化する前に拭き取っておきます。


硬化したらスクリーンを剥がします。


完全に密着させると、塗料の厚みでキチンと取付出来なくなりそうなので
少しペーパー当てておきます。


カウルの取付ダボは、小さく改良されているようなので問題はなさそうです。
(ダボ小さくしたら、カウルの方の穴も小さくしてくれればいいのに)


問題はアッパーとセンターカウルの接合。
ビス止めしようにも重なる部分が無いので 接着するしかありません。


アンダーカウルのダボは長すぎるようなので、短くカットしておきます。


見ただけでもサイドのダクトが大きすぎますが、ここを弄るとデカールが合わなくなるだろうし、スルーします。
フレームのヘッド部の凸。気になるぅ〜。切り取ってしまいましょう・・・。


スイングアームを組み立てます。
このキット、チェーンプラーがちゃんとモールドされていないので加工します。


筋堀入れてほじくります。
穴が貫通した部分は内側からプラ板を貼って塞ぎます。


後はポリパテを盛って成形。


リアサスとリンクを組み立てます。
サスについてはコメントしないでおきます。


サスとリンクとの接合はピス止めにし、塗装後組み立てられるように変更。
リンクの角度?長さ?ちょっと無理があります。


次はチェーンです。
もう少しきちんとモールド入れてほしかったです。


一コマずつリューターで削って、チェーンに見えるようにしておきます。


リアタイヤですが、ホイールと隙間が・・・


プラ板を巻いて隙間が出来ないようにしておきます。


ディスクローター。
親切に穴まで空いているのですが
トップスタジオに置き換えます。


いいですね〜。


ついでにフロントフォークも。
インナーパイプがネジ止めになっているので、サスの長さが+-2mmほど変えられます。
強度もバツグン。


キットのアンダーブラケットに1.5mmの穴を開けて差し込みます。


仮組してみます。
やはり、ヘッドの位置をもう少し下げた方が良さそうです。
トップスタジオのディティールアップセットは2010年型用ですが
2011年型にもけっこう使えます。


気分を変えてサイレンサーを作ってみます。


ちょいとバフがけして、焼け色を塗装します。


ちょっとハデすぎましたね。
塗り直しましょう。


外装に取り掛かります。
タンクとシートカウルのつながり方がキレイすぎ?(笑)


ぶった切り!


タンクの後部をパテで成形


ヘッドは上の凸を下側に移植。
この厚みの分ヘッドが上がって、アッパーカウルと Fフェンダーとの隙間が広くなります。(たぶん)


いっきに、外装を塗装し、ラインのデカールを貼りました。
(カウルの形状はキットとは変わっていま〜す。(^^)V)
このデカールは柔らかくなりにくいので、貼る位置を決めたらデカールフィットの原液をデカールをパーツの隙間に面 相筆で流し込みます。
柔らかくなったのを見計らって筆や水をたっぷり染みこませた綿棒で押さえて気泡を抜きます。
少しくらいシワになっても気にしてはいけません。剥がれるよりはマシだと思って割り切ります。
EVAのデカールはアフターサービス無し。非売品。

※フジミやアオシマの国産デカールは、クリア吹いたくらいでは塗装面 と完全密着しないので、
デカール貼る段階で剛着しておかないとマスキングもできません。ご注意を!
デカールフィットの原液が流れ込むと、デカールのインクが溶解して塗装面 から剥がれないので慎重に。


デカールの大きさが足りないカ所はタッチアップします。


タッチアップ中の画像です。
グリーンはクレオスのデイトナグリーンに白等を混ぜて混色。


少々の色の差はクリア吹いて目立たなくしておきましょう。

クリアが乾く間にエンジンにも手を加えます。


クラッチにエンジンガー付けます。
(ポリパテ盛っただけです)


カーボンデカールを貼ります。


クリアが乾いたようなので、ロゴのデカールを貼っていきます。

(シートカウル分割したのは正解でした・・・↑)


2時間ほどかけて全部貼りました。ふぅ〜。
それにしてもロゴ多かったなぁ〜。

パーツ表面に残ったノリを、塗れたティッシュで拭き取ったら、さっさとクリア吹いておきましょう。


クリアが乾いたようなのでちょっと色修正。ここは黄色じゃなくてオレンジ。
パッケージ写真参照。

このデカールの上にマスキングテープ貼るのは勇気がいります。


色もばっちり。デカールも無事。マークソフターの威力ですね。

研ぎ出しに向けてクリアドバッと吹いておきましょう。


Rサスはトップスタジオのパーツを加工して移植。


Fサスはアクスルを絞めるビスをT2Mの1036に。
T2M使うとぐっと良くなりますね。
フェンダーステーはディティールアップセットのエッチング。


こまごまとしたパーツを組んでいきます。

それにしてもキットのステダン太くない?
ここまでオーバースケールになるなら可動させなくていいのに・・・。

スタンドのフックは取付幅が違ったので使用を断念。(T.T)
悔しいけど、キットのものを使います。


ステップホルダーとチェンジペダルはキットのパーツを加工して使用。
オートシフターの配線が逆? ま、いいか。


ブレーキペダルもキットのパーツを加工して使います。


サイレンサーにリベットやスプリングを追加。
それにしてもマフラーの焼け色を塗装で再現するのは難しい。
実車のような彩度の高い塗料ってないんだろうか・・・。


なんとか自立。
ホビーショーまでに完成は無理かな・・・。


パーツ作り・・・。
これレジンパーツなんですよね。
ゴムのバンドも付属。


次はキャリパー
なんともコメントしようがありませんが
T2Mを刺しまくって、ら・し・くしておきます。


ネジ1個ですごくイメージ変わります。(^^)V


オイルキャップをワイヤーロックしました。


ブレーキホースのスパイラルは妥協しました。
静岡から帰って施しましょう・・・・


車体は終わりにして外装を取り付けます。
その前にカウルの裏側をきれいにしないと。


洗ってる訳でも、除菌してるわけでもありません。
洗剤を塗ってマスキングしています。


黒を吹きます。


塗料が乾いたら水道で洗えばこの通り。

この洗剤の技は、なにわバイクモデラー隊隊長のかわぴーさんに伝授してもらった技を応用しました。
こんな荒技思いつくなんて、やっぱり隊長だぁ。


いよいよゴールが見えてきました。


※マフラーは塗装です。
※ライターで炙ってもこんな感じになりません。


スクリーンを取り付けて デカールを貼って
デカールの透明部分を切り取ります。


リベットを打ち込んで


完成。


おわり