まずは、内容の確認。

デカールはキレイです。
カーボンデカール等カンペキに揃ってます。

JOMOの●も2枚貼りで、グラデーションが再現出来るようです。(^o^)
エッチングは、なんと5枚も。

製作に必要な金属線も入ってます。熱収縮チューブまで付いているので、ラジエターホースの塗り分けが不用です。

ヘッドライドやクイックチャージのパーツはメッキ済み。
磨く必要はありません。
外装パーツは白レジン。
合いも素晴らしいです。

では、製作開始。

フレームやスイングアームはハンダ付けし、歪みを修正しながら組み立てます。

※今回は資料を集めてないので、インスト通 り、素組で組む予定です。

シートレールは別体ですが、頑丈に組み立てられます。
エンジンはスリーボンドの瞬着で組み立てます。
ラジエターホースは上記の熱収縮チューブを被せます。
フロンとまわりも組みやすく設計されており一気に組み立てられます。

インナーパイプのアルマイトがリアル!
ステダンは可動します。

Rサスです。
フレームのビボット部に溝があり、スイングアームが垂れ角が決まっているので、サスの長さを気にせず組み立てられます。

リューターにセット出来るパーツは回転させながら磨いています。

 

ここまで組んで「こんなにカンタンだっけ?」って感じです。
HIROの技術というかクオリティは止まるところを知りません。
なんか、もの凄いモノが出来上がりそうです。

 

片っ端から組んで、色塗ります。

サス。

Fフェンダーステーは、すぐにポキッっていっちゃうので、要注意です。

避けては通れぬ、組み立て式チェーン。

半分だけクレオスのクリアレッド塗っておきます。

今回はちょっと低温のハンダゴテで組んでみました。

高温のコテを使って、ピンの頭にコテ先が直接触れないようにして溶かして丸めた方が仕上がりが均一でキレイです。

次はマフラー。

サイレンサーは平ヤスリを使って表面を整えます。

模型なんだから、丸いモノが丸く見えればOK。
よほど不器用な方でなければ、旋盤なんてなくても大丈夫ですよ。

エキパイとの接合部分は排気漏れしないように加工されてます。さすがヨシムラってとこですね。

さらにスポンジペーパーあてて表面を磨き、06みたいに火を噴かないようにダルな部分はダルのままガッチリ接着しましょう。

ドライカーボンのカバーをやっつけます。 パーツ自体は無加工で、黒に塗っただけ。
デカール貼りの所要時間わずか10分。
キット付属のカーボンデカールが最高です。 切り出し不用、マークソフター不用。かつてこんなに貼りやすいカーボンデカールがあったでしょうか!!!
くやしいくらいGOOD。

シートレールは外装を付けてみないと位置決めできないのでまだ固定していません。

ステーに合わせてマフラーの取り回しが変えられるように。サイレンサーとマフラーは溶接しました。

ここまでで、やっとインストの半分くらいかな。

年明け一発目の作業はこれ。

インストには指示が なかったんだけど付けてみました。

スタンドも完成。

いよいよ外装の塗装にかかります。

 

ハンドルまわり。

スイッチ類のデカールも全部貼り込みました。

リアのステップまわり。

マスターのスプリングを追加。

マフラーを塗装します。

外装の塗装。

赤はヨシムラレッド。
アッパーの下部とサイドカウルの上部はマスキングして下地の白を残します。
この部分のグラデーションは、デカールでも再現できますが、ブラシでほかした方がカンタンです。

あとはデカールを貼っていきます。
貼りにくくはないですが、硬めなので凹部や端などは密着しにくいです。
そういう場合は、クレオスの薄め液をデカールの上から筆塗りし、デカールを溶かして強引に密着させます。

ある程度乾いたら、シャバシャバに薄めたクリアを全体に吹きます。デカールが密着してないカ所は気泡が出来るのでカッターナイフで潰します。

 

車体はほぼ出来上がりました。
インストに指示されていること以外は、これと言ってやってませんが、この重量 感(ほんとに重いです)迫力満点。

さらに、サイレンサーにスプリング付けたり、フロントまわりにビスのエッチングを貼り付けたり…。

実は、↑撮影中に転倒し、クラッチレバーがグニャ!
慎重に修正したんだけど、亀裂が入っててポロ。折れたパーツを溶接しようトライしたんだけどハンダゴテを近づけた瞬間、折れたパーツは溶けてなくなりました。
10分くらいどうやって修正しようか悩んだあげく、ハンダを盛って作り直しすことに…。
すでにフロン トまわりは分解不可能なので、組んだままの状態でレバーを削り出すという、究極に困難な作業でした。
(ここまでで、いちばん苦労した作業だったな。
上の写 真を見て手作業で削りだしたものと気づく人はいないだろう(^^)V 

外装の塗装も終了。
カウルの裏側は目立つカ所のみケブラーのデカールを貼って、他は似た色をフリーハンドで吹いて雰囲気出します。
あとは、塩ビパーツを付けないと。

ゼッケンサークルをマスキングし、艶消しトップコートを吹きます。これで、ぐっと耐久マシンらしくなりました。
あとはバキュームパーツをT2Mの1036リベットで留めてアッパーは完成です。
リベットは取付前に黒油性ペン(マッキー)で塗りつぶしています。

クラッチレバー破損で痛い目にあったので、机の上にスポンジを敷いて作業してます。これで転倒しても大丈夫。

 

 

さあ、←コレを取り付ければ完成です。

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